熊猫書店リレー小説掲示板

熊猫書店のリレー小説投稿掲示板です。
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[49] ルルゥとマルシアンナ Name:名無し Date:2017/08/16(水) 18:46 [ 返信 ]
とある王国の中心に不可思議なダンジョンが現れてはや数十年。
その不可思議なダンジョンに眠る財宝を目当てに多くの冒険者が集い、魔物が救うダンジョンへと潜ってゆく。
ある者は巨万の富を手に入れ、またある者は命を落としていった。

これはそんな時代。ある冒険者のお話。

「はぁ…」
新米魔法使いの少年ルルゥは街角でため息をついていた。
冒険仲間を集おうとしたが、誰も相手にしてくれないのだ。
「困ったなぁ…このままじゃあ路頭に迷っちゃうよ…」
すっかりふさぎこむルルゥ。ふと人影が目に入った。

「ねぇ坊や大丈夫…?」
ルルゥに声をかけたのは妙齢の女性だった。

しかしその容貌はルルゥを驚かせるものであった。

身長は2m近くある、容姿端麗でプラチナブロンドの髪がきらきらと輝く女性であった。
彼女の身長ほどある巨大なメイスを肩に掛けている。
豊満な肉体にビキニアーマーを装備し、そのお腹は妊娠線が目立つくらいに大きく膨らんでいた。


「私はマルシアンナ。何か困ったことでもあったの?大丈夫?お姉さんが手伝おうかしら?」


ルルゥ・・・新米魔法使いの少年。大人しい性格でどこか頼りない。

マルシアンナ・・・おっとりのんびりとした女妊婦戦士。性格に反して凄まじい豪腕と戦闘力の持ち主。


[48] 雑談スレ Name:熊猫 Date:2017/06/24(土) 08:55 [ 返信 ]
こちらの方にも雑談スレがほしいという要望がありましたので、建ててみました。
18禁になるような話題は、18禁版にも雑談スレがありますので、そちらの方へお願いします。

[1] 妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/11(土) 02:02 [ 返信 ]
「ふぅ〜、海の中ってほんと平和で退屈ねぇ〜」
静かな海にたゆたう人影があった。色鮮やかな長髪と豊満な肉体を持つ裸体の女性だった。だがその女性のお腹は大きく膨らんでいた。妊婦なのだ。
さらにその下半身は魚の尾びれになっていた。妊婦の人魚だ。
大きく膨らむお腹をなでながらぼおっっと考え込む妊婦の人魚。すると何か思いついたのか手を叩いた。
「そうだわ!ひさしぶりに人間たちの住む街にでも行ってみようかしら!暇つぶしになるかも!」
そう言い出すと妊婦の人魚、モーリーは勢いよく尾びれをしならせすいすいと街の港へ向けて泳ぎだすのであった。

能天気な妊婦の人魚、もとい妊魚のモーリーの運命。どうなることやら・・・。

モーリー(人間年齢20才) 妊婦の人魚。能天気な性格だが強力な魔法も使える。普段は人魚の姿だが人の姿になって陸に上がることもできる


[2] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/18(土) 13:38
モーリーは陸に上がる前に人のいない岸へ行き人の姿になり陸へ上がる。
人の姿になる時に服は勝手に出てこないので、魔法で布を用意する。
その姿は胸と腰だけに布を巻くという姿だった。
モーリーは人魚のため人間との価値観が少し違う上に羞恥心もあまりないのである。
そしてそのままモーリーは街の港へと歩き出した。


[3] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/19(日) 12:02
「ほんとここはいつ来ても賑やかねぇ〜!海とは大違い!」
久しぶりに訪れた活気ある街の様子に心ときめかせるモーリー。
その露出の高い衣装と向きだした大きなお腹のせいで道行く人間たちの視線を集めている。しかしモーリーはとくに気にすることなく道を歩く。
「あら、あっちではいろんな物が売ってるのね。ちょっと見てみようっと」

そしてモーリーは賑やかな市場へと向かった。

[4] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/19(日) 12:36
市場に訪れたモーリーは市場を回る。
「わあ、見たこと無い物が売ってるわね。」
モーリーは商品を観察する。
モーリーは人魚なので働いていないが沈没船などから拾った金貨などがあるのである程度のものは買うことが出来る。
モーリーは何にしようかと見て回っていた。


[5] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/19(日) 14:44
「ちょいちょい、そこのお腹のおっきなお嬢さん!せっかくだからうちの商品を見てごらんよ!」
ニタニタと笑う胡散臭い商人の男がモーリーを呼びかける。
「あら?なになに?」
「へへへ、お嬢さん。そんなみすぼらしい服装で街中を歩いてたら危ないですよ?ましてや妊婦だし・・・」
「そうかしら?別にこの姿でも気にしてないわよ?」
なんどもいうがモーリーはあまり羞恥心がない。海の中では衣服などいらないからだ。
「うぅん…とにかくそんな地味な服よりは、ほら、うちの扱ってるこのドレスなんかどうだい?魔力を練りこみながらた作った魔法のドレスだよ!どんな魔法も跳ね返すからお腹の赤ちゃんも安心!今なら安くしとくよ〜」
商人の見せ付ける魔法のドレスとやらをマジマジと見るモーリー。
「うーん。このドレス魔法なんてかかってないわよ?それになにより好きな柄じゃないからいらないわ。じゃあね〜」
モーリーは魔法を扱えるため、魔力の有無を見分けることなぞ容易なことだ。
さっさと商人から離れようとするモーリー。しかしあきらめ悪く商人はモーリーにあれこれと商品を見せ付ける。
「だ、だったらこの魔法のブローチなんかどうだい!?ほら魔法のブレスレットもあるよ!安産の魔法がかかってるから!」
「だからいらないっていってるでしょ、もう!それにあんたの商品、どれもこれも魔法なんてかかってないわよ!ふーんだ!」
ベェーと舌を突き出すモーリー。
「な!?うちの商品にさんざんケチつけやがって!妊婦だからって調子のるんじゃねぇ!」
カッとなった商人がモーリーの手首を掴んだ!

[6] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/19(日) 15:55
「ちょっとなにするの!?」
モーリーはそのまま商人の手を掴み背負い投げで投げてしまった。
商人はそのまま飛ばされ荷物に突っ込んでしまう。
モーリーは人としても人魚としても力が強いほうなのである。


[7] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/19(日) 21:40
突然の出来事に市場に行き交う買い物客や商人たちはモーリーを見つめざわめきたった。
「あちゃー…でもまぁ正当防衛だから仕方ないわよね、うん!」
荷物に投げ込まれて気絶している商人の男はほっておき、モーリーはさっさと市場から離れたのだった。

しばらくプラプラ歩いていると、なにやら人集りが出来ているのを見かけた。人集りをよく見れば武器や鎧を身につけた屈強な戦士たちばかりだ。その戦士たちは壁に貼られた紙を見ているようだった。
「ねぇねぇ、そんなに集まって何張り紙見ているの?」
モーリーは近くにいた禿頭で強面の男に話しかける。男はモーリーの服装に少し驚いたようだった。
「んぁ?あぁ、なんでもこの国の王様とやらが腕に自身のある戦士を募集してるんだとよ」
「どうして?」
「マグァロンの迷宮っていうところを探索してその迷宮にあるという伝説の秘宝を持ち帰ってきたものにはなんでも褒美を叶えてくれるんだとさ」
「褒美…なんだか面白そう!」
モーリーが目を輝かせてそう言った。その言葉に強面の男は噴き出した。
「おいおい!何言ってんだよ腹ボテのねーちゃんよぉ?そんな体じゃあたちまち魔物に喰われちまうぜ?!無理に決まってんだろ!!」
強面の男は愉快そうに笑った。

[8] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/19(日) 22:11
「うん?一応私腕には自身あるんだけど?魔法も使えるし。」
モーリーはそう答えた。
モーリーはこれでも色々な所を冒険してきたので並大抵の冒険者よりは強い。
と言うより身篭る前は、やっていることは実質的に冒険者同然だった。
本人にその自覚は無いが・・・・・


[9] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/20(月) 20:40
「よくぞきてくれた、精鋭たちよ!」
翌日、腕に自身のある猛者たちが城の広場へと集まった。もちろんその中にはモーリーの姿もあった。武器鎧
「・・・マグァロンの迷宮に眠るといわれる秘宝、あらゆる者がその秘宝を手に入れようと挑んだがついに叶わなかった。我が曽祖父、祖父、そして我が父もその秘宝を・・・」
王の長ったらしい話が続き、欠伸をするモーリー。うとうとしているモーリーと違いその腹にいる赤子は元気そうにボコボコと動き回っている。
「・・・では頼んだぞ精鋭たちよ!諸君らに神のご加護を!」
やっと王の長ったらしい話が終わった。戦士たちは我先にドカドカとマグァロンの迷宮を目指すのであった。
「んあ、やっと終わったの?はぁ、疲れた・・・」
うんと胸と腹を張って背伸びをし、モーリーはとことこと歩きだした。

[10] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/20(月) 21:14
モーリーはのんびり歩きながらと迷宮を目指す。
「そう言えば迷宮ってどこにあるんだろ?まあ他の人達の後をついていけばいいよね。」
そう言いモーリーは戦士達の後について行く。


[11] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/20(月) 23:30
戦士たちの後をついてゆけば、彼らは港へと向かっているようだ。モーリーは近くを歩いていた船員らしき男に聞いた。
「ねぇ、マグァロンの迷宮ってどこにあるの?」
「マグァロンの迷宮?こっから南東にあるマグァロン島っていうところにあるんだよ」
「そっか、海路なのね!どのくらいかかるの?」
「運がよければ三日で着けるけど、あそこの海域は魔物がうようよいるからなぁ・・・道中で襲われて沈没する船もあるみたいだからそうそう・・・」
「わかった、ありがとね、お兄さん!」
「えぇ、あぁ、ちょっと???」
さっさと話を切り上げるとモーリーは人気にない岸へと向かった。

ひとり残された船員らしき男はただ頭をボリボリと掻くのであった・・・。

[12] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/20(月) 23:37
モーリーは人気の無い岸に着くとすぐに元の人魚の姿になり南東にあるマグァロン島へ泳ぎだす。
無論何も着ていない裸の状態である。
泳ぐのに邪魔だからだ。
「船に乗るより泳いで向かったほうが早いわ。」
モーリーはそう言い人間では出来ない速さで泳ぐ。


[13] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/21(火) 23:45
悠然と海を泳いで往くモーリー。
「あら、モーリーじゃないのぉ!」
「そんなに急いじゃって、何してんのよぉ」
その途中、同属の人魚たちに出会った。孕んでいるモーリーとは違い、他の人魚たちは妊娠していない。
「ひさしぶりね、ボ二ータ! それにライーサも!」
「しばらく見ない間にお腹がおおきくなったじゃないの。触っていい?」
「えぇ、いいわよ」
和気藹々とするモーリーたち。人魚たちは能天気だ。
「それで何?そんなお腹でどこに行こうとしてたの?また冒険ごっこ?物好きね〜」
「うん、そうなのよ!ちょっとマグァロン島に・・・」
モーリーはこれまでのこと、そしてマグァロンの迷宮の秘宝のことについてあれこれとしゃべった。

[14] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/22(水) 18:46
「ふ〜〜んそうなんだぁ、じゃあ頑張ってねモーリー。」
「じゃあ、またね〜〜」
モーリーは仲間と別れて、マグァロン島に向かう。
モーリーは妊娠しているのにもかかわらずかなりの速さを出して泳ぐのだった。


[15] RE:妊魚の冒険 Name:無明 Date:2015/07/23(木) 03:21
しばらく進むと、船員が入っていたとおり、数多くの沈没船の残骸を改定に見かけた。
「うわぁ、すごい数……なるほど、あのお兄さんが危ないっていうわけだわ……」
だが海に生きる種族であるモーリーはそれを意に介しない。
なぜなら、この海域で船を沈めているのはここに生息する大ダコ、クラーケンの仕業だからだ。
モーリーが近くを通ると、海底で地形に擬態していたクラーケンが目を開き、挨拶のように脚を挙げる。
「大きいんだから、あんまりはしゃいじゃダメよ!」
そう言って、モーリーはあっという間にマグァロン島に到着した。

[16] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/23(木) 17:32
「マグァロン島についたのはいいけど、迷宮はどこにあるのかしら?」
モーリーは辺りを見回した。


[17] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/23(木) 23:48
モーリーはさっさと島の岸辺に上がり、人間の姿になった。

島に上陸し、辺りを見回すが見えるのは曇天の空と鬱蒼と生い茂る黒い森である。
どこか遠くのほうで鳥と思わしき生物がぎゃあぎゃあと喧しく鳴き叫んでいる。
「まったくもって物騒なところねぇ。迷宮なんてほんとにあるのかしら?」
モーリーはため息をつき、孕み腹を揺らしながら森の中へと入っていった・・・。

[18] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/24(金) 00:13
「あっよく考えると、船より先に着くんじゃなかった。これじゃあ待たないと私と同じ迷宮に向かう人達の後付いてついて行けない。」
先に着いてしまったことで冒険者の後をつけない事に悔やむモーリーであった。
「仕方ない自分で探すしかないかぁ。」
ため息を吐いてモーリーはトボトボと歩いた。


[19] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/26(日) 22:02
森の中をただただ歩いてゆくモーリー。
(・・・物騒なところね。それに何かいるわ)
モーリーは森に何かがいるのを察知した。いつでも戦えるようにと身構える。
ガサリガサリと音を立て、それはモーリーに近づいてくる。

「秘宝を見つける為にそしてこの子を産む為にもやっつけないとね・・・!」

[20] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/07/26(日) 22:45
現れたのはオークだった。
「何だオークか、ベタ過ぎるわね。」
モーリーはさも大したこと無い相手のように言う。
対するオークは妊娠しているモーリーを見てカモを見つけたと思ったのか、何も考えずに突進して斧を振り下ろそうとした。


[21] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/08/05(水) 23:56
「まったくもう。オークったら馬鹿みたいに力強いだけで動きはすっとろいんだから!」
いきおい良く振り下ろされる斧を身重の体とは思えない動きであっさりかわすモーリー。
瞬時に自身の手のひらに魔力をかき集めた。その魔力をたちまちのうちに練り上げ、一本の剣を作り出した。水滴が滴る氷のような透き通る刀身の剣だった。
「えぇい!」
モーリーは乳房と孕み腹を震わせながら氷の剣を振るい、オークの斧を真っ二つに切り捨てた。

[22] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/08/06(木) 00:05
斧を真っ二つにされたオークが驚いている間に
モーリーは目にも見えぬ速さでオークを縦に一刀両断した。
「さてと迷宮に向かうとしますかあ。」
モーリーは斃したオークに目もくれず先へと向かう。
「う〜む迷宮はこの方角で合っているのかな〜。」
モーリーがそう言っていると何か建物のような物が見えてきた。


[23] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/10/04(日) 23:05
それはあからさまに古い遺跡だった。
「多分これがマグァロンの迷宮ね。」
モーリーは特に考えもせずに、マグァロンの迷宮だと思い入って行く。
「外から見ても大きいと思ったけどやっぱり大きいわね〜〜。」
モーリーは特に警戒もせずに呑気に通路を歩いた。
「こうやって歩いているとこの子が出来た時のことを思い出すわ〜〜〜」
モーリーはある遺跡を探検しようとしていたところ偶然ある人間の冒険者に出会いそのまま意気投合。
そして暫くの間一緒に冒険し、そして迷宮を探検している最中でしてしまい身籠ったのである。
その人間との子を身籠ったことに気付くのは、その人間が少し遠くの大陸へ行くからと別れた後だったが。


[24] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/10/06(火) 01:39
「あーあ…今頃あいつはどうしてるのかしらね…せめてこの子を認知くらいはしてほしいけど…まぁいっか。それより秘宝っと…!」
カビ臭く薄暗い通路をぺたぺたと裸足で小走るモーリー。やがて彼女は広間に出た。
「何なのかしらこの部屋は?」
自身の孕み腹の中心にあるデベソをコネコネといじくりながら部屋中を見回す。するとズズンと地鳴りがした。
「い、嫌な予感…!」
部屋の奥に広がる闇を凝視するモーリー。闇の中から巨大な何かがズシンズシンと近づいてくる。

ゴツゴツとした岩で造られたような巨大な人型、それはゴーレムであった。


[25] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2015/10/07(水) 20:42
「ほっ、なんだゴーレムか。」
普通の冒険者なら驚くゴーレムに対して呑気な反応をするモーリー。
「それにしてもゴーレムを見るの何時振りかしら?確か3年前に見たきりかな?」


[26] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/03/19(土) 14:22
その間にゴーレムが腕をモーリーに振り下ろす。
がモーリーは身重なのにもかかわらずあっさりとかわしてしまった。
「ゴーレムってパワーはあるけど動きが鈍重だからそんなに苦労しないのよね〜〜」
そしてモーリーはゴーレムよりも高く跳びゴーレムに剣を振り下ろす。


[27] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/03/22(火) 01:04
ガキィイイン・・・!

ものすごい音をたてて、モーリーの剣はゴーレムの片腕を切り落とした。
ドシンと土埃をあげ、切られた腕が落っこちる。
しかしゴーレムは動揺せずに残った片腕で振るい、モーリーをなぎ払おうとした。
だがモーリーは容易に攻撃を避け、ゴーレムの足元に詰め寄った。
「足元がお留守なんだから!」
孕んだ腹を揺らしつつ華麗な剣さばきでゴーレムの両足を一閃。
両足を斬り捨てられたゴーレムはバランスを崩し、前のめりに大きく倒れこんだ。
凄まじい音と振動と共にゴーレムは地に伏した。

[28] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/03/22(火) 17:24
「一丁上がりっ!と。」
ゴーレムを倒したモーリーはそのまま先へ進んだ。
「そういえば秘宝ってどこにあるのかな?進んでいるけど一行にそれらしいものが見つからないわね。」
モーリーはそう言いながら奥へ進んだ。


[29] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/03/28(月) 09:10
そしてモーリーは広い部屋にたどり着く。
「あれっ?ここは?」
辺りを見回してみるとそこには様々な金銀財宝があった。
「わーもしかしてここって宝物庫?あっ!もしかしたらここに秘宝あるかも!!」
そう言いモーリーは部屋の中を探し始める。


[30] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/04/04(月) 00:56
「んー秘宝ってどれなのかしらぁ?」
そこら中にある財宝を手に取ってはモーリー、宝石が散りばめられた剣、黄金のネックレス、銀色に輝くブレスレットなど様々なものを身に着けてみる。
あれこれと着飾ってはみるもののどれが秘宝なのかはさっぱりわからない。モーリーは困り顔になった。
「んん〜まったくわからないわねぇ〜。まぁいいや、できる限り身に着けてみよっと。あ、これなんかどうかしら?」
モーリーは足元にあったカメオを拾い、なんとなく自身の孕み腹の臍にはめ込んで見た。


[31] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/04/04(月) 17:46
「あっ!これぴったりだわ持ってかえろーとっ。」
モーリーはカメオを持って帰ることにしたようだ。
「んん〜〜秘宝は見つからなかったけど、まっいいや。」
探すのが面倒になったモーリーはあっさりと諦めた。


[32] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/04/29(金) 13:43
その後飽きたモーリーはそれ以上探索することはなくさっさと外に出た。
「秘宝を見つけることは出来なかったけど楽しかったからいいや。でもとりあえず報告はしとかないとね。」
モーリーはそう言い城へと向かう。


[33] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/04/29(金) 20:13
マグァロン島からさっさと脱出し、モーリーは大陸に向け泳ぎだす。
その道中で、あのクラーケンに襲われている船を見かけた。船に乗ってるのは城で見かけた戦士たちだ。
彼らは剣や魔法を振るい、必死になってクラーケンを撃退しようとしている。
「おーやってるやってる〜、ご苦労様ね〜」
暢気に見てたモーリーだったがはっと我に返りクラーケンに向けて手を挙げた。
「あんまりやりすぎちゃ駄目よ〜!ほどほどにしなさいねぇ〜!」
そう言うとモーリーは戦士たちの死闘を尻目にさっさと泳ぎだした。


[34] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/04/29(金) 21:36
「おっそろそろ陸地が見えてきたね。」
陸に着いたモーリーは陸に上がると人の姿になった。
そして城へと向かうのだった。


[35] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/06/04(土) 17:46
そして城に着いたモーリーは元気にこう言うのだった。
「ごめんなさ〜〜い!マグァロンの迷宮には入ったのですが、秘宝を見つけることは出来ませんでした〜〜〜!!」
謝っているのはいるものの落ち込んでいる様子はないモーリーだった。


[36] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/06/05(日) 23:36
モーリーの言葉を聴いて愕然とする国王。
ふと国王がモーリーの腹を見つめる。
「むむ、そなた!その臍につけているものは?」
「ああこれ?なんか足元に落ちててなんとなくお臍にはめたらピッタリだったの〜」
国王は玉座から立ち上がり、モーリーのすぐ傍らまで近づいてから膝をつき、モーリーの膨らんだ腹をがっしりと掴んで臍につけてるカメオをまじまじと見つめた。
「いやん!くすぐった〜い!」
モーリーはくすぐったそうに身悶えする。


[37] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/06/06(月) 23:09
さっきから臍につけてるをカメオを見てる国王にモーリーは質問をする。
「あのう・・・・王様もしかしてこれが秘宝なわけないですよね?」
さすがのモーリーもこれが秘宝とは思えないようだ。


[38] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/06/12(日) 23:43
「うむむ、間違いない!これこそあの迷宮にその名を冠する伝説の魔術師マグァロンの魔力が納められたと云われる秘宝、強いて云うなら魔法のカメオだ!」
国王が目を輝かせそう叫ぶ。
「な、なんですってぇ〜!?」
さすがのモーリーも驚きを隠せなかった。なんとなく拾ったものが秘宝だったとは。
「よくやったぞそなた!さぁその秘宝を早く渡すのだ!」
国王はモーリーの臍につけてるカメオを掴みぐいぐいと引っ張った。
「ちょっとぉ!痛いからやめてぇ!!」
モーリーが痛がるのも無理はない。無理やり外そうとどんなに力を入れて引っ張ってもカメオが臍から外れる様子は微塵もなかった。

なんと、魔法のカメオはモーリーと一体化してしまったのだ!


[39] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/06/12(日) 23:57
「なんてことだ、秘宝が君と一体化してしまうとは・・・・・・」
「あのう、王様これ元に戻す方法知ってますか?」
流石のモーリーもこれは困った。


[40] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/07/08(金) 18:34
「ええいっ!!こうなったらその出臍を切り取ってやる!!兵よその者を捕らえよ!!」
王は乱心して兵に指示をした。


[41] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/07/21(木) 18:37
そして兵士達はモーリーを捕らえ動けなくする。
「えっ、ちょ、ちょっとぉ。」
そして大きな鋏を持った処刑人にしか見えない人が出てきた。
「切り落とせーーーーー!!」
そして鋏を持った者はモーリーの出臍を切り落とそうとした。

[42] RE:妊魚の冒険 Name:名無し  Date:2016/08/13(土) 22:48
しかし臍を切り落とそうとする前にモーリーに異変が起きる。
「あれ?嘘・・・こんな時に・・・・まずい・・・・」
ブシャアアアアアアアアアーーーーッ!!!
「わーーーーーーー!!」
大きな音と共にモーリーから水が溢れ、王を含めた周りの人は流される。
モーリーは破水したのだった。


[43] RE:妊魚の冒険 Name:名無し  Date:2016/08/18(木) 23:30
「や、やだぁこんなところで赤ちゃん産んじゃうなんて〜〜。」
もうモーリーでもどうすることは出来ず産むしかなった。
「う、産まれちゃう〜〜〜〜。」
胎児はどんどん産道を進んでいく。


[44] RE:妊魚の冒険 Name:名無し  Date:2016/08/20(土) 11:16
そして産道から胎児の頭が見え始める。
「頭出てきちゃった〜〜。」
頭が見えてからは胎児の進みスピードがさらに上がり気が付いたら胎児は腰の辺りまで出ていた。


[45] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/08/20(土) 13:21
そして胎児のお尻が見えたかと思うとついに・・・・・
スッポ〜〜〜〜ン!!!
胎児は大きな音を立てて産まれた。
ポーーーーン!!!
同時にモーリーの出臍に嵌っていた魔法のカメオも勢いよく飛んで外れた。
キラリンッ☆
そのまま窓の外へと飛んでいって・・・・・・・・・・・


[46] RE:妊魚の冒険 Name:名無し Date:2016/08/20(土) 15:19
ほぎゃあ、ほぎゃあっほぎゃあっ!
「う、産まれたぁ。」
モーリーは産まれた自分の子供を抱きかかえる。
「あっ!、秘宝取れましたよ王様・・・・・・」
「ああ〜〜〜秘宝が〜〜〜兵よ探せ〜〜〜〜〜!!」
王は兵達と共に城下町へと消えた魔法のカメオを探しに行ってしまった。
「ありゃ〜〜これじゃ褒美は無理ぽいっね〜〜、まっ、いっか。」
そう言いモーリーは産まれたばかりの子供を抱えながら城を出た。
「次は何しようかな?そうだ!!あの人を探そうっと!!」
モーリーは自分の子供の父親である、人間の恋人を探すことにしたのだった。

妊魚の冒険
  END



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